メタボじゃないのに糖尿病

メタボじゃないのに 糖尿病?!

糖尿病って、“尿”に糖が出る病気?


NO

 血液中の糖(血糖)が多い状態

が慢性的に続く病気です。

 

 ご飯などの炭水化物(糖質)は、

ブドウ糖として小腸で吸収され、血液によっ

て全身に運ばれて、筋肉や臓器などの細胞の

エネルギー源となります。

 細胞にブドウ糖をとり込む役割を果たすのは、

すい臓から分泌されるインスリンという

ホルモンです。

 

 糖尿病になると、インスリンが十分に作用し

なくなるため、ブドウ糖は細胞にうまくとり

込まれず、血液中に溢れます。その結果、余っ

たブドウ糖が、尿から排泄。これが病名の由

来となりました。

血糖が多い状態が続くと ・・


さまざまな合併症が引き起こされる

 

脳/ 脳梗塞

目/ 糖尿病性網膜症

心臓/ 狭心症、心筋梗塞

腎臓/ 糖尿病性腎症

足/ 閉塞性動脈硬化症、糖尿病神経障害(手足のしびれ)

その他/ ヒフの病気、感染症

糖尿病って、“メタボ”の人だけが気をつければいいんでしょ?


NO

 “メタボ”は糖尿病の重要な危険因子。

しかし、糖尿病を発症した人を調べた

結果、“メタボ”ではないのに糖尿病を

発症した人の方が多かったのです。

糖尿病のある人

 

“メタボ”ではない人 約60%

“メタボ”の人    約40%

どんな人が、糖尿病になりやすいの?


欧米人などに比べて、日本人は糖尿病になり

やすい体質であることが分かっています。

そこに食生活の乱れ、運動不足、ストレスなど

良くない生活習慣が加わると、発症のきっか

けとなります。

 とくに、家族に糖尿病の人がいる場合は、

危険性はさらにアップ。生活習慣のわずかな

乱れで糖尿病を発症することがあります。

左の図    の部分をご覧ください。

 

 また、70歳代以上の人のうち、半数近くに

インスリンの分泌障害や、インスリンの作用

障害が見られます。

 このように、糖尿病は特別な人にだけ起こる

病気ではなく、誰にでも起こる可能性が

あるのです。

糖尿病 発症のきっかけ


①小腸でご飯など炭水化物はブドウ糖となって吸収される

 同時に、すい臓でインスリンが分泌される

 

②小腸で吸収されたブドウ糖は、

 血液にのって、 全身の細胞へ運ばれる

 

③全身の細胞で

 ブドウ糖はインスリンの働きで、

 全身の細胞にとり込まれ、

 エネルギー源として使われる。

 余った分は、脂肪として蓄えられる

 

体質、良くない生活習慣

・食生活の乱れ

・ストレス ・運動不足など

 

肥満、“メタボ”

糖尿病を起こしやすくする

 

●インスリン分泌障害

インスリンの分泌量 少ない

分泌のタイミング  遅い

 

●インスリン作用障害

インスリンが

十分に働かない

 

●インスリンがうまく作用しない

 

●食後高血糖

 

●糖尿病