ガンにも負けないからだをつくる植物成分

増える日本、減るアメリカ
日本人の2人に1人が、かかると言わているガン。
日本ではガンにかかる人が増加する一方で、
アメリカではガンにかかる人が年々低下しています。
●グラフタイトル / ガン死亡率の年次推移
●グラフキャプション / アメリカでは、1990年から1995年を境に
ガンにかかる人と死亡率が減少しはじめた。
ガンを予防する食べもの?!
アメリカでガンにかかる人が減少したのは、
禁煙運動や食生活改善運動が功を奏したから。
なかでも、1990年にNCI(アメリカ国立ガン研究所)が発表した「デザイナーフーズ・ピラミッド」では、ガン予防の可能性のある植物成分(ファイトケミカル)を含む野菜・果物など40種類を提示。
“1日5皿以上の野菜と果物をとろう”という運動とともに、アメリカ人の野菜摂取量は増加。
同時にガンの罹患率も死亡率も減少しました。
いろいろな種類の植物成分を!
ガンの予防にはたらく植物成分は次の5つ。
●野菜や果物のアクや色素成分 ポリフェノール
●緑黄色野菜や海藻などの色素成分 カロテノイド
●ネギ類の香り成分、大根などの辛味成分 イオウ化合物
●ハーブや柑橘類の香り・苦味成分 テルペン類
●キノコ類の食物繊維 βグルカン
活性酸素を消し去ったり(抗酸化作用)、
免疫力を高めたりします。
植物成分にはそれぞれ異なる役割、得意分野があり、
複合的にはたらきます。
ガンにも負けないからだのために
いろいろな植物成分を積極的に摂取